2021年01月31日

【書評】逢阪まさよしさんの「首都圏住みたくない街」、これは「香ばしい」!・・・著者ご本人が首都圏を隈なく巡り歩いているだけでも、個人的には感服です、次回作も期待したい!

久々の書評です。

昨年末、ブックオフで買った一冊。

逢阪まさよしさんの「首都圏住み
たくない街」。

(*コチラです。↓)




この本、約500ページある「大書」
でして、私は年末年始にかけて、
半身浴をしながら、読み進めては、
今日、ようやっと読み終わった
次第です。

正直言って、これだけの分厚い
一冊を読んだのは何年ぶりだった
だろうかと思いますが、さて、
読んでみての感想はどうだったか?

・・・著者は、その本の中で「香ばしい」
というフレーズを、良かれ悪しかれ
多用していましたが、私もこの一冊に
対して「香ばしい」と評したい。

いい意味で、ですよ。

大書ですから、詳細についてここで
語ることは難しいですが、私が最も
感心したのは著者が首都圏を隈なく
巡り歩いていたことです。

これは、感服します。

その一言に尽きます。

首都圏と言っても、範囲は結構広い
ですからね。

ましてや、逢阪さんは元々関西圏
出身とのこと。

大変だったと思いますよ。

土地勘だってないはずですから。

個人的なことを言わせて頂ければ、
私は小学生の頃、父の仕事で千葉県
市川市に4年半住みました。

その後は父母の出身地の仙台に戻り、
私も十数年住みまして、しばらく
首都圏からは離れていましたが・・・。

アメリカの大学を卒業して、仙台に
戻ってから、2年ほど仙台で働いて、
97年秋に上京したんですよ。

最初に住んだのは西武池袋線のひばり
が丘駅付近でした。

2年後、西武新宿線の上石神井駅付近に
移って、そこに2年いた後、結婚を機に、
近くに旧友が住んでいることもあり、
仕事先に近いことから、今住んでいる
京王線と南武線が交差する稲田堤に
住むことになったわけですが・・・。

果たして、それが良かったのかどうか?

でもねえ、逢阪さんが巻末で指摘されて
いたとおり、「独身で住むのと、家族が
できて住むのとは違う」のは確かでして、
個人的には稲田堤に移り住んで、20年に
なりますが、良かったと思います。

それが、すべてです。

これ、「住めば都」ということもあり
ますが、決してそれだけではない。

住んでみて、子育てをして、本当に嫌
だったら、絶対に移住を考えますから。

私は稲田堤にマンションを買ったという
こともありますが、その決断に後悔は
していません。

その当時、こういった情報はなかった
ですが、今の時代、逢阪さんが実際に
歩いて得た情報は見られるわけです
から、幸せですよ。

逢阪さんの文体は結構独特でして、
人によっては違和感があるかもしれ
ません。

ですが、巻末に寄せた逢阪さんの一言
がすべてです。

「自分が子供の頃、苦労したが故、
首都圏で新たに住まいを探す人には
そういう思いをしてほしくない」。

文体に難はあれども、そこに「愛」
を感じたのは私だけではないはず。

なんでしょうねえ。

すごく、いとおしくなったとでも
言いましょうか。

この本に書かれていることは、結構、
一般的には「出してはいけないだろう」
という判断をされがちだろうことは
明らかです。

創価学会や在日のこと、さらには
オウムの残党のことまで、現地に
足を運んで書いている。

ですがねえ、本来、ジャーナリストと
呼ばれる人はこういうことを取材する
べきでしてね。

ここまで核心に迫ったレポートを私は
かつて読んだことがない。

私の勉強不足かもしれませんが、逢阪
さんこそ「真のジャーナリスト」と
私は思いたい。

次回作も期待したいですね!




*関連の興味深い本、結構あります。↓








posted by あらやまはじめ at 00:07| 神奈川 ☀| Comment(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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